【映画】マイ・ニューヨーク・ダイアリー-A SMALL CASTLE

シガニー・ウィーバーがこわくない！

「人生最高レストラン」で中山美穂がおすすめしていたこの映画を見てみました。大きなハプニングやどんでん返しはほとんどなく、淡々とストーリーが進んでいく、そんな感じの映画です。

ニューヨークの老舗文芸出版社に就職した新人が、アメリカの代表的作家であるサリンジャーを担当する編集アシスタントとして働き始める・・・というお話。「プラダを着た悪魔」を彷彿とさせるストーリーですが、そんなにドラマチックな展開はありません。

それにしても、まさかシガニー・ウィーバーが出ているとは途中まで気が付かず、それでも特徴ある顔は何十年経っても変わらないものです。

私の記憶では、シガニー・ウィーバーといえばなんといっても「エイリアン」シリーズ。私はこの手の映画が好きではないので「エイリアン」シリーズは見ていないのですが、それでもポスターや予告編だけで、シガニー・ウィーバーの鬼気迫る顔を見ることができます。「エイリアン」第１作の上映1979年から、シガニー・ウィーバーといえば「エイリアン」なのです。

だから、ここでもシガニー・ウィーバーは鬼のような形相で部下のマーガレット・クアリーをこき使い・・・と思ったら、普通の上司だったのです。普通に考えれば、「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープよりシガニー・ウィーバーの方がずっと怖そうなのに・・・？ニューヨークの老舗出版社という設定にも期待しすぎたのかもしれません。最後までそんなにこわくなることもなく、終わるのでした。

そして、「エイリアン」が上映されてからなんと40年以上も経っていることに気づき、時の流れの速さをも感じたのです。

なお、シガニー・ウィーバーといえば「ゴーストバスターズ」でも結構激しい役を演じていて、そういう女優だと思っていたので、スーツ着て机で仕事するイメージがなかなかぴったりこないんですよね・・・

映画にも登場するサリンジャーの代表作「ライ麦畑でつかまえて」、まだお読みでない方はこちらもどうぞ！

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