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【AppSheet】データの型を一気に見てみる!

2022/05/16

Appsheet

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【AppSheet】データの型を一気に見てみる!
(写真は写真AC)

AppSheetのデータ型を一気に見てみる!

進化を続けるAppSheetですが、機能そのものだけでなく、データの方も次から次へと増えているように思えます。気がつけば、AppSheetで表示されるデータの型は35個もあります。それぞれ何に使うのでしょうか。

この記事では、AppSheetのデータ型について、AppSheetヘルプセンターのデータ型説明に従い、一気に見ていきます。各データにどの型が適切か、チェックしてみてください。数は多いですが、直感的なものが多く難しいデータ型はありません。

文字列(Text types)

文字列型は3つのタイプがあります。

  • LongText:1行または複数行にわたる文字列
  • Text:1行の文字列
  • Name:人名や場所の名前を示す文字列

数値(Numeric types)

数値型は4つのタイプで構成されています。

  • Decimal:数値そのものです。小数点部分も含めて表現されます。
  • Number:整数値になります。
  • Percent:パーセントを0から1で表現します。
  • Price:Decimalタイプの一部で、通貨の値を表現します。

日付・時間(Temporal types)

日付・時間型は、ユーザーのデバイスが保持するタイムゾーンに従い表現されます。4つのタイプがあります。

  • Date:日付を表します。
  • DateTime:日付と時間を表します。
  • Duration:経過時間を表します。
  • Time:時間のみを表します。特定の日付はありません。

更新(Change types)

更新型は、データのある列に変更・更新があった場合にその情報を記録します。例えば、在庫数量が増減したときに、その日付や変更回数などを記録しておく、といった使い方をします。3つのタイプがあります。モニタリングの対象となる列は複数指定することができ、列の編集画面(Column名横の鉛筆ボタンを押す)で指定します。


AppSheetでデータの列を編集する


単に変更を記録するだけでなく、列に特定の文字列が入力された場合のみ更新されたとみなすような条件設定もできます。

  • ChangeCounter:対象列の変更回数を記録します。
  • ChangeLocation:デバイスにGPS機能がある場合に、変更された場所を記録します。
  • ChangeTimeStamp:最新の変更日時を記録します。

列挙(Enumerated types)

決まったリストの値のうちの一つもしくは複数が格納されます。例えば、都市名リストから一つを選ぶような時に使います。タイプによって、一つまたは複数を選択することができます。ドロップダウンリストと一緒に使うことが想定されます。

  • Color:定型の色コードから一つ選びます。色コードは、Black、Blue、Green、Orange、 Purple、Red、Yellow、Whiteです。
  • Enum:列挙型の標準的なタイプで、リストの中から一つを選んで格納します。
  • EnumList:Enumタイプと同じですが、複数の値を格納できます。また、値なしとすることもできます。
  • Progress:プロジェクトやタスクの進捗を表す値です。Empty、QuarterもしくはOne Quarter、Half、Three QuarterもしくはThree Quarters、Fullが値となります。尚、アプリ上では進捗をハービー(ハーヴェイ)ボール(進捗をパイチャートで表す)で表示することができます。
  • Ref:他のテーブルのデータを参照するタイプです。
  • Yes/No:YesかNoの値を取ります。いわゆるブーリアン(Boolean)型です。

コミュニケーション(Communication types)

この型は、クリックすると関連するコミュニケーションツールが起動します。

  • Email:メールアドレスを格納します。
  • Phone:電話番号を格納します。電話アプリかメッセンジャーアプリを起動できます。

位置(Mappable types)

場所を表すデータ型です。3つのタイプがあります。

  • Address:住所や通りの名前などに対応します。入力すると、住所がGoogleに送信され、緯度・経度からなるGeo-codeに変換されます。また、入力時に、関連する住所がGoogleから自動提案されます。
  • LatLong:緯度・経度を表します。現在位置をワンクリックで認識・記録することができます。
  • XY:特定の画像の中での位置関係を示します。ある決まった地図の中での位置を示す時などに使えます。

コンテンツ(Content types)

画像などのコンテンツに関わるデータ型です。6つのタイプがあります。

  • Drawing:アプリで描画パッドを開きます。
  • Image:JPEGなどの画像ファイルをURLで指定します。デバイスのカメラで撮影することもできます。
  • Thumbnail:画像ファイルをサムネイルとして扱います。小さいアイコンのように表示されます。
  • Signature:署名です。アプリに署名パッドが表示され、そこでの署名は画像としてスプレッドシートに保存されます。
  • File:PDFなどのファイルを指定します。アプリでは読み取り専用として取り扱われます。
  • Video:MPEGおよびYouTubeビデオを指定します。ビデオの録画はできません。

Show(Show types)

アプリのフォームデザインに使われるデータ型です。フォームを複数ページに分けたり、画像や動画をフォームに織り込む場合に使われますが、データとして記録されることはありません。Show型を使うには、データソースの該当箇所(フォームで区切ったり表示させる位置)に空白列(Empty column)を入れておく必要があります。例えば、複数ページを持つフォームの2ページ目のページヘッダであれば、スプレッドシートのG列を空白列にしておく、といった感じです。

AppSheetでShow型を使うためにデータソースに空白列を入れる

AppSheetでスプレッドシートを読み込んだ後に、空白列をShow型として設定していきます。
Show型は、編集画面で6つのカテゴリーを設定することができます。

AppSheetでデータソースを取り込んでShow型を表示させる

  • Page_Header:ページヘッダの役割となり、フォームを複数ページに分割します。例えば、基本情報・連絡先・コメントの順に入力を分けたい場合、基本情報と連絡先の間にPage_Headerを入れることで、フォームの基本情報の後に、「Next」ボタンを表示させることができます。また、フォームをタブで分けることもできます。
  • Section_Header:ページを分けることはしませんが、ページ内でセクション分けする場合に使います。
  • Text:フォーム内に文字列を表示させる場合に使います。
  • URL:フォームにURLを表示させます。
  • Image:フォームに画像を表示させます。
  • Video:フォームにMP4ビデオを表示させます。
入力フォームにPage_Hederを複数入れて、フォームをページ分けしてみました。

AppSheetのShow型を使って入力フォームをページ分けする

Show型で挟まれた列が一つのページとして、入力フォームに表示されています。「Next」ボタン、「Prev」ボタンが自動表示され、それぞれ押すと次のページ、前のページに移動できます。

その他

  • Url:URLアドレスを指定します。URLアドレスそのものを表示するほか、ハイパーリンク文字列を設定することもできます。
  • App:他のアプリに遷移する場合に、その行き先を指定します。Automationなどで使います。

AppSheetを使ってアプリ開発

AppSheetではさまざまなデータ型が用意されており、これを使って色々なアプリをノーコードで開発することができます。

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